星美学園中学校高等学校

 授業

高3総合 環境活動家 露木志奈さんによる特別授業

2021.06.15

高校3年生の総合の授業にて、環境活動家である露木志奈さんによる特別授業を行いました。

高校3年生の総合では、「いのち」について様々なテーマを取り扱いながら、考察を続けています。
今回は、「いのちと環境(自然)との関わり」というテーマを考察するにあたり、露木さんを特別ゲストとして招待し、公演をしていただきました。

露木さんは、「世界一エコな学校」と言われるインドネシアのバリ島にある「Green School」で高校3年間を学び、現在は大学を休学し、気候変動についての講演会を全国の中学生、高校生に行う活動やNature Borneo Foundationの研究メンバーとしての活動、COP24(気候変動枠組条約締約国会議)、COP25への参加、小泉環境大臣意見交換会への参加などを通し、気候変動対策について精力的に活動している環境活動家です。

講演の中では、露木さんが環境活動家として活動する経緯、体験談をはじめ、日本ではあまり報道されていない気候変動の現実と課題、問題を分かりやすく説明してくださいました。
気候変動を止めるために、政府や企業の大きなシステムの変化も大切だが、個人の意識変化が大切なこと。
そして、具体的に行動するために、大人になるまで待たなくてもいい!というメッセージを伝えてくれました。

質疑応答の時間では、積極的な意見、質問が飛び交いました。
今、私たちにできる具体的な対策や取り組みについて考察する貴重な時間になりました。

気候変動は、未来を築いていく生徒たちにとって人ごとではない大きな課題です。
誰にとっても欠かせないこの地球を少しでもよりよくするために、今、私に、私たちにできることは何か考え、小さな事からでも行動していけるよう、共に学び続けていけたらと思います。

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