星美学園は心豊かに様々な経験を積むことのできる場所です。
進路について考え始めたのは、高校1年生の頃からです。具体的には、学校生活の中で、言葉を選択する責任と影響力を強く感じたため、その気持ちを大切に自分と向き合いました。また、フェイクニュースや誹謗中傷など、情報に起因する問題に興味があるので、大学ではメディアやジャーナリズムについて学びたいと思っています。将来は情報化社会の動きを正しく捉え、より良い社会になるよう、弱い立場や困っている人の意見、時には大勢にとって耳の痛い事実でも声をあげて伝えられる人になりたいと思っています。
私にとって星美学園は、卒業しても帰りたくなる場所です。
私が中高6年間で最も印象に残っているのは部活動です。吹奏楽部に所属し、長い時間をかけて一つの曲を完成させる難しさと楽しさを実感することができました。コンクールに出場したこと、6年間継続したことで得た達成感、卒業後も支えあえる良い仲間ができたことなど、今振り返ってみれば全て良い経験です。
また、星美で身につけた「自分の考えをまとめて発表する力」や「友達の意見を聞く力」は、大学でのグループワークの時間に活きていますし、レポートの書き方や用紙の指定など細やかに学べたことは、看護実習の記録を書く際にとても役に立っています。私の将来の夢は、保健師になることです。このように具体的に考えることができたのは、キリスト教の価値観を学び、自分の使命とは何かを考えることができたからだと思います。しっかりと目標を持って関連する大学に進学したことで興味のある分野をさらに深く学ぶことができており、夢に向かって前進している実感があります。
受験生の皆さん、星美学園は生徒一人ひとりに寄り添ってくれるとてもあたたかい学園です。中高6年間、1日も学校を休まず充実した毎日を送ることができたのは星美学園だったからだと思います。素敵な先生方や友人に恵まれた学園生活は私自身を大きく成長させてくれました。みなさんもぜひ、星美でたくさんの経験をしてください。
日々の糧となる様々な教えを星美で得ることができました。
進路について真剣に考え始めたのは高校1年生のときでした。「尊敬している姉と同じ大学に行きたい!」この気持ちがモチベーションとなり定期テストなどでは誰よりも努力するよう心がけました。また、学部学科選択に向けては、フィリピン研修でのストリートチルドレンとの関わりを通して、発展途上国のこどもを教育の面から救う活動に携わりたいという気持ちが芽生えたことがきっかけになりました。将来はユニセフやユネスコなどの団体に入り、日本だけでなく国外にも貢献できる女性になることが、次の目標です。
星美での日々が夢を目標に具現化してくれました
私は高校から入学し、3年間を星美学園で過ごしました。最も印象に残っていることは、3年間実行委員としてやってきた星美彩です。私は、この星美彩で初めて生徒主体で動くということを体験しました。実行委員の仕事は大変でしたが、より多くの人に喜んでもらえるような企画を仲間と共に考え、作り上げていく過程にはこれまでにない楽しさとやり甲斐を感じることが出来ました。
また、私は、小学生の頃から幼稚園教諭又は小学校教諭になりたいという夢を持っていました。星美学園で過ごすうち、その夢はさらに強く叶えたい夢へと変わり、その両免許を取得することができる今の大学に進学しました。星美の先生が親身に生徒の相談に乗ってくださる姿を日々感じ、「私もこんな先生になりたい」と目標となる教師像に出会ったことが原動力になったのだと感じています。大学の授業ではグループワークが多く、いかにメンバーと協力してワークを行っていくことができるかが大切です。大変なことですが、同じ目標を持った仲間と切磋琢磨しながら頑張ることができるのは、星美でこれらのことを学んだからだと思います。
自分に限界を決めず、のびのびと星美学園で学んでください。たくさんの思い出を作り、積極的に色々なことに挑戦してみてください。応援しています。
長いようで短い6年間、全力で星美を楽しんでください!
卒業してから約2年経とうとしていますが、今でも星美で学ぶことが出来てよかったと強く思っています。心優しい友達に恵まれ、先生とも近い距離感でコミュニケーションできたことで安心して学校生活を送ることができました。象徴的な出来事として思い出すのは、定期テスト前には職員室前で行われる「星美アカデミー」を活用して先生方に様々なサポートをしていただいたことです。私があまりにもたくさん質問するせいで先生を困らせてしまったこともあったかもしれませんが、いつも親身になって向き合ってくださいました。高校1年生の頃、「心理学を学べる大学に進学する!」という目標をたて、自分が本当にやりたいことは何かということを一生懸命探しはじめた私をいつも応援してくださったことは大きな心の支えになりました。
現在、大学では文化祭実行委員や心理学会に所属し、積極的に大学内での活動に参加しています。来年にはセクションの責任者を務める予定なのですが、星美時代、吹奏楽部で部長を経験したことを活かし「どのようにすれば組織全体を良い方向に進めることが出来るか」といった向上心を常に自分の中に持ってがんばりたいと思っています。
学校生活の6年間は長いようであっという間に過ぎてしまいます。一人ひとり、悔いの残らないよう何事にも全力で取り組んで行って下さい!皆さんを陰ながら応援しています!
星美学園はアットホームなマイホーム
卒業して数年経った今でも星美学園の友人とは交流があり、それぞれの将来がどうなっていくのか楽しみな存在となっています。そんな関係が築けるのも、星美学園が先生と生徒の距離が近くアットホームな環境だった からこそ。先生方はいつも愛情をもって接してくださり、私にとってはとても落ち着いて過ごせるマイホームのような場所です。
また、星美学園での学びが今の自分に大きく役立っているという実感もあります。星美ではグループワークなど工夫を凝らした授業に積極的に取り組んでいて、相手の意見を聞くことによって自分にはない考え方や視点を 得るという経験をたくさんすることができました。現在大学でインダストリアルのほか、様々な分野のデザインを学んでいますが、グループワークの機会も多く、星美で学んだことを大切にしながら日々視野を広げています。
そして、自ら考えたものを形に落とし込む「デザイン」の分野で世の中に貢献する仕事がしたい。それは責任があると同時にとても楽しいことだと思っています。
先生のアドバイスがあったからこそ夢の実現に一歩近づけた
小学2年生の時にマザーテレサの伝記を読んだことが看護師を目指 すきっかけでした。その後、発展途上国では劣悪な出産環境のため 多くの命が失われていることを知り、助産師という職業を目指すよう になりました。現在は助産師に必要な看護師の資格を取るために大 学で学んでいます。
私が今、自分の夢に向かって頑張れているのは、中3の時に先生か らいただいたご指導があってこそ。すでに看護師になりたいという 夢を持っていた私ですが、当時の成績は到底その目標を叶えられる ものではありませんでした。勉強といえば宿題くらいしかせず、勉強 の意味を見いだせずにいた私に、先生は夢を叶えるための第一歩と して具体的な目標を示してくださったのです。それは定期テストで 30 位以内に入り、Ⅱ類クラスに入ること。さらに、看護師は命を扱う 仕事なのだから、知識と技術のために生涯勉強をし続けることが 大切だとご指導くださいました。そこから私は勉強を頑張れるよう になったのです。
このように星美学園の先生方は、私たち一人ひとりに寄り添い、的 確な指導をしてくださいます。そうした中私は、勉強はやった分だ け結果がでるということを実感し、気持ちがくじけそうになった時も 「ここで私がしっかり勉強したら一人でも多くの患者さんを救うこと が出来る」と思うことで、受験勉強も乗り越えることができたのです。 マザーテレサは「私たちは大海の1滴にすぎませんが、その1滴が無 ければ大海はない」と言っています。すべての女性が安心して安全 な環境で出産できるよう、まずは目の前にいる一人ひとりと向き合え る助産師になりたいと思います。
星美で身につけた「内省力」は私の軸になっています。
星美で過ごした6年間で一番の思い出は、高校3年生のときに合唱コンクールで優勝したことです。大学受験を控え、皆忙しい中ではありましたが休み時間や放課後の時間を使って猛練習しました。それぞれが自分のパートでしっかり声を出すことができるよう、音楽の得意なクラスメイトが中心となって練習を重ねた結果、当日は過去最高のパフォーマンスを披露することができ、何よりクラスの心が一つになったことを実感できた素晴らしい時間でした。
そんな星美での経験が仕事に活かされていると感じる点は「内省力」です。仕事の進め方は適切だったか、相手目線で考えられたか、その先にあるビジョンを見据えて行動できたかなど、自分自身を振り返ることで、次への糧にすることを習慣化できたのは、在学中、様々な場面でお祈りを通して自分を見つめる時間を持てたからだと思います。
星美は「共に喜び、共に生きる」という揺るがない精神のもと、一人ひとりを大切に心を育ててくれる学校です。この温かい環境の中で、興味を持ったこと、やりたいことにはどんどんチャレンジしてください。つまずいたり、悩んだりした時は、少し勇気を出して周りの友人や先生に相談してみてください。きっと気持ちに寄り添って、共に向き合ってくれることと思います。星美で過ごしたみなさんが喜びをもって、自分らしく人生を歩むことができるよう、陰ながらお祈りしています。
協力しあい一つのことを成し遂げる大切さを学んだ
星美学園での6 年間で印象的だったのは、皆で協力して一つのものを作る行事がたくさんあったことです。その度 に友達の大切さや協力することの大切さ、何事にも一生懸命取り組むことの大切さを学びました。また、自分が 大変なときでも周囲を気遣い、気に掛けてくれる友達がたくさんいて、人のことを思いやる大切さも知ることがで きました。現在大学でヴァイオリンを学んでいますが、オーケストラなどで演奏する際に、星美の皆で協力して頑 張ったことを思い出すことがあります。
星美学園がステキだなと思うのは、先生方が常に生徒のことを考え、一人ひとりの個性を尊重してくださること、 そして生徒もお互いを尊重していることだと思います。いつも愛情を感じられる環境なので、生徒は安心してのび のびと学校生活を送ることができます。星美学園でのこうした経験を糧に、私も自分がされて嬉しいことを周りの 人に自然にできるような社会人になりたいと思います。