長かった1学期も今日で最後。締めくくりとして終業式を行いました。
いつもだと体育館に全員集まって行う終業式ですが、今年は密を避けること、普通教室棟のリフォーム工事が始まっているということ、そして校長先生の「遠隔でやるならどうしても生配信でやりたい！」という希望もあり、「リモート終業式」として学校から生配信される終業式に生徒が自宅から参加する形式で行いました。
校長先生は、「オンライン授業の後に学校が再開でき、閑散とした校舎内に生徒の皆さんの明るい声が響くようになったときの喜びは計り知れないものがありました。皆さんがどう思っているかは分かりませんが、私は皆さんがいる学校がどんなに楽しいところか、人と接することがどんなに嬉しいことかが、この新型コロナウイルス感染症のおかげで改めて実感することができました。」というお話から始まり、この１学期間に誰もウイルスに負けることなく元気に過ごすことができたこととご家庭のご協力への感謝や、「夏休みも健康に気をつけつつ、自分で目標を消めて、何かを身につける日々を過ごしていきましょう」等のお話がありました。
終業式では共同祈願も行いました。共同祈願では、「新型コロナウイルス感染症に留意しながらも、自己を高めていくために、与えられた時間を有意義に使い、2学期からの学校生活に向けて、学習面をはじめ心身共に整えるときとなりますように」という生徒の皆さんに対するお祈りと、新型コロナウイルス感染症や自然災害によって命を失った方々とそのご家族のためのお祈り、また現在校舎リフォーム工事を行って下さっている建設会社の方々が安全のうちに無事に工事を終えることができますようにというお祈りがありました。
終業式後は各学年やクラスにわかれてホームルームを行い、生徒たちへ向けてのメッセージを伝えていました。
遠隔授業で始まりリモート終業式で終了した１学期。今年は夏のクラブ活動もほとんどなく、長さもいつもの３分の２くらいという少し寂しい夏休みとなってしまいました。校長先生のお話の中にもありましたが、人と人とのつながりの尊さを改めて感られたこともあり、また２学期に生徒たちと会えることがいつも以上に楽しみです。
