星美学園中学校高等学校

 学校行事

令和2年度 3学期始業式

2021.01.08

本日から3学期がスタートしました。
緊急事態宣言が発令されたということもあり、始業式はzoomによる中継で行いました。

校長先生からは、新年のご挨拶とともに「どうすれば幸福感が増すのか」というテーマでお話がありました。
「人とつながることや、人の役に立つという体験をすることが、その人の幸福感を高めていくことが科学的に解明されているそうです。
教皇フランシスコも、新年のメッセージで「ケアの文化を築いていきましょう」と呼びかけています。
つまり、お互いに助け合い、励ましあって、共通善に向かうことが、平和な世界を築くことになるとおっしゃっています。
お互いにケアすることで、幸福感が増し、心が満たされて平和な世界になっていくという考え方です。
幸せになりたいという願いは、誰の心にもあり、誰もが幸せにならなければならないと思います。
一人ひとりが幸せを感じるために、他の人のために何かをしていけば、きっと平和な世界が実現していくのだと思います。
コロナ禍で直接的な人とのつながりが難しくなっているからこそ、つながれる人との関係を大切にできたらいいですね。」
というお話の後、
「では、一刻も早いコロナ禍の終息を願いつつ、令和2年度の締めくくりの学期である3学期をよりよく過ごすことができますように、聖母マリア様のお守りが在りますよう祈って話を終わります。」と締めくくりました。

2021年1月1日の第54回世界平和の日に教皇フランシスコから「いたわりの文化、平和への祈り」というテーマで、すべての人の尊厳と善を守り育て、ケアし、いたわる文化を平和構築のために優先すべき道というお話がありました。
始業式の最後の共同祈願ではそれに基づき、私たちが教皇様の意向に沿って正義と平和への道を歩むことができるようにお祈りしました。

明日以降、高校3年生以外の学年は、通勤ラッシュをなるべく避けて登下校をし、時折遠隔授業も交えつつも基本的には感染対策を行いながら通常授業という形で行っていきます。
また、高校3年生は大学入学共通テストまでは全員自宅学習を行い、その後は進路決定状況や生徒の希望に応じて学校で特別授業の受講をしたり、大学入試へ向けて自宅学習をしたりという流れとなります。

もう既に中止が決定してしまった行事もいくつかありますが、しっかりと感染症対策ができる行事についてはなるべく行い、生徒たちのよりよい学びに繋げられるよう努めてまいります。

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